わからなさ加減の話
知らないこと、わからないことは相変わらず多いのですが、かといって新しく学ぶ体力も日に日に減ってきているのを実感しています。ある意味すべてが知らないことだらけで、新鮮!とポジティブに捉えてみたいと思います。ひろさきです。
「わからない」「知らない」のであれば聞けばいい。と上司に怒られたのですが、本当に知らないものって、問題を見つけることも、質問として言語化することも、そもそも誰に聞いたらいいかもわからない。っていうことってあると思うんですよね。
— ぐちさき (@rb3mWXyYkPNlmIW) 2021年9月2日
私だけなのかな。。。
全世界に向けて、取るに足らないことを垂れ流しても怒られないという、夢のような素敵アプリケーションで上のようなことをつぶやいたのですが。
自分の無知を棚に上げて奥の方にしまい込んだうえで、「具体的な指示をするのがリーダーなんじゃないかな」、「迷う部下と一緒に考えることもリーダーとして必要なんじゃないかな」と直接言えもしないことをモヤモヤと考えていて、うっかりツイートしてしまったわけですが、そもそもこの「わからない状態」をどう説明するのかってなかなか難しい問題だよね、と思いました。
なんとなくわかっているけど具体的なアクションに迷う、なのか、確かに今は知らないけれども、調べることはできるレベル、なのか。はたまた何が問題で、何をしなければ良いかもわからない、のか。
わからないレベルによって、取りうるアクションも違うだろうし、リーダーのフォローも変わるのだろうと思います。リーダーとメンバーで、そのわからないレベルも共有したうえで会話しないと、私のようにくさくさしてワールドワイドにグチるという愚行に走る人が出てきてしまうのです。
いっそのことISOで標準化してもらえないだろうか。
「今のお話、WL(分からないレベル)3ですね」
「じゃあ社内ポータルからマニュアル探して読んでおいて」とか。
「依頼された件ですが、WL5のため相談させてもらえないでしょうか」
「ではまずは背景から説明しますね」みたいな。
そして私のいないところで、「MWLM(マジわからないレベルマックス)だわーウケるー」とか言われるんでしょうね。ウケてないでまずは受け入れてください(切実)
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それはそうと、当の上司ですが、数か月前に私のいるチームが忙しく、ヘルプを求めた際に「そのシステムはわからないから」と言ってフォローもアドバイスもないどころか、一切関与されませんでした。
意識的、無意識的どちらなのかはわかりませんが(WL1)、人は自分のウィークポイントを他人の態度に見つけてしまうものなのかもしれません。きっと、さらに上司から同じ内容で怒られてるんじゃないですかね。そう思うと。。。やっぱり許しがたい。
私は心の棚は豊富ですが、狭量なのです。この気持ちわかりますよね?(WL5)